中越の尾山

介護機関で正職員として働き、病棟勤務についていれば介護施設によりますが、2交代制か3交代制で誰もが夜勤を経験します。夜勤においては人手がだいぶ減ってしまい、また、夜中になって患者さんから腹痛など、体調の悪さを告げられたりなど、通常の作業ではない、不測の事態への対応が増加することになります。もちろん通常業務もおろそかにできませんから、結果として夜勤の作業量は、日勤のそれを上回ることになります。

一般的に、介護士は入院患者や緊急搬送される患者に対応するため、ほぼ確実に夜勤があります。夜勤といっても、どのような時間帯になるのか気になりますよね。それは、職場が2交代勤務なのか3交代勤務なのかで変わってくるのです。

主に2交代制勤務のシフトでは、夜勤が17時間(休憩含む)と長いです。対する3交代勤務の夜勤では夜勤の時間は短めですが、休みと出勤が短時間で区切られた過酷なものになるケースもあるようです。希望する介護施設がどのような勤務形態なのか調べておいた方が、実際の勤務に向けた心構えが出来ると思います。



シフト勤務で働く介護士にとって夜勤は必須ですが、夜勤の仕事で決まって体調を崩すようであれば、日勤のみが可能な職場もあります。



注意点ですが、夜勤の際の深夜労働手当てが支給されないので、やはり、夜勤で働く介護士よりも収入が少なくなることが多いようです。
今後の人生設計や体調を考えて、年収が下がっても、夜勤をやめるかどうか、しっかりと考えてみましょう。介護士と言えば、勤務時間中はとにかく仕事に追われることが多いのですが、もはや介護士なしの介護施設などあり得ませんし、これほどやりがいを感じられる仕事も少ないでしょう。

入院施設のある介護施設でしたら当然、夜間も稼働していますから、介護士も24時間、介護施設に滞在することになります。



そこで、仕事は日勤業務と夜勤業務で交代しながら働く形になります。他の交代制のお仕事と同様、睡眠時間をうまく調整できない場合は思うように睡眠をとることもできなくなってしまいます。
将来、介護士として働くための教育を受けられる機関として広く知られているとは思いますが、看護大学または看護専門学校という、二つの機関があります。



二つの違いは、学ぶ内容にはあらわれてはいませんが生じる違いとしては、大卒ではキャリアアップにつなげやすいという点と、専門卒の場合と比較すると、ちょっと高い給料がもらえます。


他方、専門学校の利点は何でしょうか。
それは、学費が大学に比べて安いということとカリキュラムとして実習がメインであるので、そういった経験を生かして即戦力になれるというところです。



ここ数年は介護士は不足傾向にあります。

介護士の免許を持っていても、介護士の職を選択していない人も多いのです。
介護士不足が起こる原因は最終的には、介護士の離職率というものが、はるかに高いということに起因していると言えます。
常勤介護士のケースでは、離職率が11%を超えています。大多数が女性の職場なので、出産であったり育児であったりのタイミングでの退職が多いこともありますが、それ以外にも、労働環境の過酷さも、離職率アップに加担しているのではないでしょうか。要資格の専門職である介護士ですが、景気に左右されることなく、いつでも求人があるという強みがあり、転職もしやすいです。

きっかけが結婚や出産だったり個人の都合にあわせるために職場を変えるケースも多いのですけれど、中には、自らの介護士スキルをさらに向上させる目的の転職を考える人もいます。こうした理由によるのであれば、はっきりした志望の動機を持っていなければ肝心の転職自体、できない恐れがあります。
なるべくなら、特定の科で看護のスペシャリストを目指すための経験を積みたい、規模の大きな介護施設に移り、今よりも更に多くの症例に接したい、といったような前向きな志望動機があれば良いでしょう。

現在わが国では、経済連携を強化するために締結されたEPA(経済連携協定)に基づいて、東南アジアのインドネシアやフィリピン、ベトナムから来る外国人介護士候補生の受け入れを行っています。けれども、日本語で出題される介護士の国家試験に3年間のうちに合格し、晴れて介護士、とならなかった場合には帰国しなければならないと決まっています。就労中に日本語を学び、また、国家試験に受かるために勉強をしないといけませんから、とても難しい状況であると言っても過言ではないでしょう。実は、介護士でも公務員の立場に立てることがあります。その方法は、国公立介護施設や公立機関で働くという方法です。

もともと、介護士という職業が長期にわたって務められる仕事だということで人気なのですが、さらに公務員の待遇が付加することでもっと安定性が高まりますよね。

給与や賞与が安定してもらえ、福利厚生の手厚さや解雇の心配が少ないのは何よりも魅力的だと思います。正介護士は国家資格ですので、これを取得しようと思うと、看護課程の専門学校や大学を卒業するのが必須になります。そもそも、卒業が受験資格になっているのです。ところが、学校に入学するにも高い倍率を勝ち抜かなければいけないため、こうした専門学校に合格するための予備校に通って勉強する人もいます。もう准看として働いている人が正看を目指す場合は、通信教育課程も存在しますから、興味があれば調べてみてください。

介護士としての働き方はいろいろあります。正社員で働くと月給制で給金が支払われますが、パート勤務なら、時給で支払われることがほとんどです。


その時給ですが日勤業務のみのケースですが、下は1300円くらい、上は1800円くらいとなっていて、この辺が大体の相場らしいです。単にパートの時給としてみるとなかなかの数字なのでしょうが、人の命に関わる責任の重さや日々、厳しい環境に身を置いていることを考えると、つくづく安い値段ではないでしょうか。



介護施設に初めて介護士が就職を果たした時、一体どこの部署に配属が決定しているのか、少し気を揉んでしまいますが、面接の際の希望をほぼ聞き入れてくれる場合もあり、また、人材を管理する人の胸三寸で確定されたりすることもありそうです。


人員配置については、介護施設側の持つその人のデータから、そこが適任だと評価され、検討された結果であることがほとんどでしょう。
それでも、その人材配置に納得いかず、仕事に身が入らなければ、直属の上司に訴えてみることはできますし、考慮されることもあるでしょう。


介護士の仕事を選択する、よくいわれる動機の一つに収入が高いという点があります。
例えば、一年目の給料で見てみても同じくらいの歳の新入社員よりも多くもらえていることがわかると思います。



しかし、このようにして高収入を得ているのですから、その分、自分自身も精進に励み、患者さんに貢献していかなければなりません。

今どきの交代制勤務、所謂「シフト勤務」としてスケジュールを組んで24時間業務の仕事をこなす仕事のひとつに、介護士があります。外来の介護士ならば夜勤がないこともあるようなのですが、大半の介護施設が入院病棟の方に多くの介護士を置きますから、まだ経験が浅ければ、ほぼ確実にシフトを組んでの仕事になると言えます。妻が介護士で、子供が幼い時にシフトで働いていました。

ですから、特に夜勤の夜は、子供がなかなか寝付かず困った事を覚えています。


一般的な認識では介護士は給料が安定している仕事だと位置づけられていますから「ローンを組みたい」という時でも審査で引っかかるということは殆どないでしょう。例外として、勤務形態が非常勤であるなどで安定していない介護士については注意する必要も出てくるでしょう。
簡単にローンを組めるのは非常勤でなく、正職員として働いているような安定した勤務形態で働いている介護士について言えることなので、非常勤で勤務している人の場合、介護士であってもローンが難しいことがあります。
介護士が働ける場所というのは介護施設に限りません。

数々の介護施設のうち、グループホームのようなところでも特に介護士は重宝されているのです。



こういったグループホームに入所している方は、認知症のため生活に支障をきたしている方々なので、そのことを心に留めて介護することが重要です。
介護の分野に関心があるという介護士は、一つの選択肢として、グループホームで働くというのも考えてみてはいかがでしょうか。


どのような仕事にも不満や悩みはつきものですが、介護士に多いトラブルと言えば、職場における対人関係や交代制による不規則な勤務形態があります。介護士には女性も多いので、人間関係が複雑に入り組んでいるようなところもよくあります。勤務時間が不規則で、夜勤を避けられないのも健康上好ましくありません。自分の健康を害するほどのストレスを溜める前に、潔く転職し、環境の整った職場へ移るのも良いと思います。



転職活動を行う時には、ご存じのとおり、たとえ介護士であっても履歴書の持参が必要ですが、注意すべきことがあります。それは何かと言いますと、その履歴書で最も重要な志望動機をどのように記入するかです。

志望した動機について、雇用の条件や労働環境の良さについて挙げるのではなく、技術を磨くことが出来そうだからというような動機や、身に着けた技術や知識が役立てられそうだからというような意欲溢れる動機がベターでしょう。勤務時間について、介護士というお仕事には、少し厳しいようなイメージがあるかもしれませんが、実は意外と調整しやすいようになっています。どうしてもシフト次第という点があるのは否めないものの、有給休暇を時間単位で取る時間休をとることができます。
なので、小さな子供がいる人でも無理のない働き方が可能である、と思えるようです。子供がいることで、予定外の急用ができたりと休みや早退もありがちなのですが、それでも都合をつけながら、やっていくことができているのは、時間調整しやすい働き方による、というのが大きいようです。

ついでに言うと、介護士も他業種と同じように8時間勤務です。



交代勤務を代表に介護士の仕事は多岐に渡って厳しいものなのですが、特に油断できない仕事が申し送りです。受け持っている患者の健康状態や行った処置など、患者に関するすべての出来事を把握し、きちんと次の担当介護士がスムーズに仕事が出来るように、伝える必要があるのです。

簡単な伝言で済むレベルのものもよくありますが、症状に対する重要な処置の方法などに関しては安易な気持ちで申し送りできないものです。
大方の場合、介護士の仕事と言えば過酷な仕事だと考えられ、労働時間が労働基準である8時間以内で済むのは夜勤勤務の必要のない、個人医院やクリニックのような場所以外では難しいと思われます。介護施設勤務で、二交代制だった場合、途中で休憩をとることはとるのですが、実際には16時間働くことになってしまうといった場合もあります。こういった長時間勤務の実態も介護士が大変だと思われる一因だと思います。働きながら妊娠したら、介護士として特に注意するべきは、まず、とにかく、放射線被曝には注意しなければいけません。
放射線治療やCT、エックス線撮影をはじめ、介護施設内で働く限り、危険はいろいろありますので、うっかりミスなどが無いようにしましょう。もう一つ、薬のことも妊婦にとって危険な、強い薬に接することもあり、気をつけないといけません。

そして、立ち仕事や交代制勤務など、ハードワークで知られた業界であり、残念な流産や、早産の危険がとても高いです。
仕事に励みつつも、妊婦である自分の身体を守るため、必要な休憩を取るようにしましょう。
友人は介護士として介護施設に勤めていたのですが、病気になってしまって、その療養のために退職したそうです。でも、体調が良くなったら、早速現場に戻って、昔と変わらず介護士として勤務しているのです。


数か月間、仕事から離れていても、資格を取得しておけば早々に復帰できますね。

私も何か役に立つ資格を取っておけば良かったと思いました。
介護士の仕事内容がかなりハードだというのは事実で、肉体的にも精神的にも、辛さを感じることはあるでしょう。
特に夜勤を、二交代制、あるいは三交代制でこなしていくうちに多くの介護士が自然な生活のサイクルを失い、そのために身体の調子を崩した、という話もよく聞きます。昼夜にわたる、大変な仕事によってどんどん疲れていって、腰痛や頭痛に苦しむことになり、身体に無理をさせているのかも、と思い知らされることもあるのです。

介護士という仕事に就いていると、異業種に比べると高給です。それが理由なのかはわかりませんが、洋服に気合いが入った人が少なくありません。そうはいっても、介護士といえば大変多忙な仕事でもあります。働きづめの介護施設もあり、「お金を使うような時間が確保できないから、貯まっていってしょうがない」というのは珍しくありません。


給料の面もそうですが、休日に関しても、ちょうどいいところを探すのが最もいいと思います。

他業種と比べると、かなり高給取りの部類に入る介護士ですが、より稼ぎたいということで、Wワークを始める人も意外に多いです。Wワークに向いた仕事も様々で、健康診断をサポートしたり、修学旅行などに同行するツアーナース等々、単発の仕事や、短期の仕事もたくさんありますので、うまく休みを使えば、Wワークで稼ぐことも結構、簡単にできるのです。

とは言え、メインで働いている職場の規定で副業をしないように、というお達しが出ていることがあります。そして、何と言っても、介護士の仕事そのものが大変な激務なので、収入のためとはいえ、無理をしてはいけません。
もっと介護士としての腕を上げたい、と考えているのであれば、どうすればいいかというと、地味ですが、経験を積み重ねていくしかないでしょう。

起こり得る様々なケースに、対応したマニュアルが完備されている、といったような単純な業務とは言えませんから、たゆまぬ努力と、研鑽を重ねていくしかないのです。

向上心の強い人などは、もっと学びたいという気持ちから転職を希望する場合があります。
大学介護施設など、高度な介護を行なうところで介護士スキルをさらに底上げを図ろうとする、チャレンジ精神からきた動機です。介護に関わる職種の中でも介護士という職業は「特殊な仕事だ」と考えられる方もいらっしゃいますが、やっぱり、労働者の権利を訴えるような組織がなければ状況によっては、適切でない雇用条件のもとで働くことになり、患者さんに悪い影響が波及することもあるかもしれないのです。
介護士がストライキを起こすというのもなかなか難しいので、経営者サイドがしっかりと気を配るということが重要であるということに疑いの余地はありません。
ハードでありながらも、大きなやりがいを得られる介護士の仕事ですが、最もやりがいを覚えるのは患者さんが元気になって退院していくだけでも嬉しいのに更に、わざわざ改めて、介護施設まで足を運び、挨拶をしにきてくれた時でしょうか。


そしてまた、患者さんのご家族に涙ながらにお礼を言われるような時も、介護士になって良かった、と実感します。

生活は不規則になるし、ストレスはたまるし、介護士の仕事はとても大変です。
なので、もしも仕事で、やりがいを得られなくなった時には、退職したいと思って、悩むでしょう。実際の介護士資格取得の難易度はどのくらいのレベルになるのでしょうか。介護士国家試験の受験生の合格率ですが、90%前後となっています。


試験内容も、専門学校や大学の講義を勉強しておけば難なく合格できるものですから、それほど介護士の資格を取るのがものすごくキツイということもないみたいです。